バイオリン生活を楽しむブログ

初心者でもバイオリンを楽しみたい! keyword : 初心者、バイオリン、弦、弓毛、肩当、消音器など

【初心者向け】中古屋でバイオリンを購入する時の注意点 ~製作者ラベルの有無~

こんにちは、Kazuです!

 

今日は製作者・年代ラベルがないバイオリンに関して、購入すべきかを書きます!

(ちょうど、中古屋で上記のバイオリンがありましたので😊)

 

 

この記事では、下記のように定義しています。

製作者ラベルなしのバイオリン →工場での量産品

 

製作者ラベルありのバイオリン →職人のオーダーメイド

通常、バイオリンのf字穴あたりに製作者ラベルがあります

 

結論から言います。

 

バイオリンを試しに弾いてみたい人  

→ 製作者ラベルのないバイオリン(量産品)を購入してもよい

 

理由は簡単です。

 

「バイオリンを継続してできるか」を最初に確認すべきだからです。 

 

バイオリンの価格は数万~数千万から幅広いです。

 

しかも、高価なバイオリンを購入しても、自身の技量が伴わないと

バイオリン本体の優雅な音色は出ません。(下記図のような感じです)

 

バイオリン価格と演奏者の技量の関係(あくまでイメージ図です)

 

ならば、最低限の予算でバイオリンという楽器を楽しむ方が、

初心者にとって大事なのかなと思います。

 

バイオリンの必需品や予算に関しては、私が以前書いた記事にありますので、

良ければどうぞ👍

 

mpeace.hatenablog.com

 

 

まずは、バイオリンの魅力を味わって頂きたいです!

 

 

まとめ

今回はバイオリン初心者向けに書きましたが、

中級者や上級者はオーダーメイド品を購入するべきです。

 

自分の技量が楽器に追いつくと、楽器をかばいながら弾く感覚になります。

(これは、自分だけかもしれませんが💦)

 

こうなると、自分の技量を成長させることが難しくなります。

(この瞬間がバイオリンの買い替え段階なのかもしれません。)

 

 

最後は蛇足になりましたが、

皆さんがより良いバイオリン生活が送れますように...... ではまた👍😊

【弓毛を強く張りすぎていませんか?】弓毛は弱く張ることで、柔らかい音が出せます。

こんにちは、Kazuです!

久しぶりの投稿になります!

 

皆さん、バイオリンの弓毛をどのくらいの強さで張ってますでしょうか?

弓の湾曲がなくなるほど強く弓毛を張ってませんか?

 

実はこれ間違いなんです!

弦に弓毛を乗せた時、弓が弓毛にギリギリ接触しないところの張力がベストです!

 

 

 

弓を弦(=指)に載せた際、弓毛の張りのイメージ

弓毛を張りすぎると下記の3点が問題になります。

①弓が跳ねやすい

 →弓毛を張りすぎると、弓と弦が吸い付かないです。

  なので、余分な力が弓に直接伝わりやすいです。

  

  ビブラートをかけるとき、弓が結構跳ねるんじゃないかと

  個人的には思います。

  

②音色が硬くなりやすい

 →弓毛を張りすぎると、弓毛と弦の接触面積が小さくなります。

  なので、掠れた音になったり、"ガガガッ”みたいな硬い音が出やすいです。 

 

③弓の寿命が短くなる

 木質に負荷をかければ、疲労破壊まではいかないまでも、木質の繊維は破壊されます。そうすると、今までの音色が出ない場合があります。

 

弓は高価な物なので、なるべく長く使えるようにしたいですね😊

皆さんのボーイング技術が上がりますように応援しています👍

 

【バイオリンの価格は演奏技術に比例】楽器の購入より、自分の演奏技術を上げるべきです。

こんにちは、kazuです!

続けての投稿になります。

 

 

今回はただの雑談なので、皆さんに役立つ情報はないかもです..汗

 

もし、下記のような方がいれば、参考になるかもです。

「バイオリンの価格が広すぎて、どれを購入すべきか分からない」

 

 

最近、楽器店で試奏して気が付いたのですが、

バイオリンの価格は「演奏者の技術レベル」を数値化したもの

考えるようになりました。

 

 

例えば

ドイツのJ.A.Baader製バイオリン(約59万円)は

私の鈴木バイオリン(約6万円)と比較するとかなり音色が違います。

重量感のある音も出ますし、弾きやすかったです。

 

ドイツのJ.A.Baader製バイオリン(約59万円)

 

 

一方で

Rainer Leonhardt製バイオリン(約77万円)も試奏したのですが、

私のバイオリン(約6万円)と音色があまり変わらなかったです。

寧ろ、私の持ってるバイオリンの方が音色が良かった気がします。

 

ドイツのRainer Leonhardt製バイオリン(約77万円)

 

 

ただ、

バイオリン歴10年以上の店員の方に試奏をお願いした時、

私では出せないような音色を

Rainer Leonhardt製バイオリンは出せていたんです!

 

 

バイオリンは演奏技術を向上させない限り、もっと深くまで

知ることができないことを痛感した出来事でした( ;∀;)

 

 

今回言いたいことは下記です。

バイオリンの価格が高くなるほど、演奏者の要求技術が上がること

(=価格で迷うなら、自分の演奏技術を上げる時間に費やすべき

 

 

もし、楽器店が身近にあるのだとしたら、一回試奏してみて

自分の演奏技術を確かめるのもありだと思います。

それで気に入ったバイオリンがあれば、購入でいいのかなと思います。

 

 

今回は少し短いですが、以上になります。

100万以上のバイオリンの音色を出せるように、

自分も演奏技術を上げていきます!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

 

【音感がなくても大丈夫です!】自分がやっている調弦方法をお伝えします。

こんにちは、Kazuです。

一週間ぶりの投稿です。

 

今日はバイオリンの調弦について載せようかなと思います。

 

今回は下記のような人に向けた記事です。 「バイオリンを購入したけど、どうしたらよいか分からない!」
調弦ってどうやってやるの?」

 

 

本日の内容はこちらです。

1.調弦の必要性

調弦は正確な演奏をする上でかなり重要です。

一個の弦でも音程がズレたら、間違った音程で覚えてしまうので、

上達が遅くなります。

なので、ここでしっかり覚えておきましょう!

2.調弦の方法

調弦はバイオリンのペグを回します。

初めての方はバイオリンを置いてペグを回した方がやりやすいです!

 

基本は下記のような感じで覚えておけば大丈夫です!

ペグを奥に回す→高い音色

(弦を引っ張る向きに力が働く為)

 

ペグを手前に回す→低い音色

(弦を緩める方向に力が働く為)

 

各線の位置とペグの回し方

2.1チューナーを用いて、一本ずつ調弦する

 (始めたての人向き)

バイオリンを始めたての人はこの方法でもいいかなと思います。

調整は基本442Hzで大丈夫です。

 

 

実際にA線(右から二番目の弦)を鳴らすと、

写真のような感じで、Aという文字が出ます。これがラの音です。

A線の調弦

低い音になればフラットb、高い音ならシャープ#に矢印が傾きます。

完璧に音を合わせるのは難しいので、1~2mmは許容誤差としましょう。

 

これをG線(ソの音)、D線(レの音)、E線(ミの音)でもやれば、

バイオリンを鳴らすことができます!

 

2.2隣同士の弦で調弦する。

(慣れてきたら、こっちがベスト)

よくレッスンの先生が、重音を鳴らしながら調弦しているのを

見たことありませんか。

 

私も最初は分からなかったですが、

音程が正しい弦を基準として、もう片方の弦を調弦しています。

 

2.2.1A線を調弦

 これはチューナーを用いてAの音に合わせます。(項2.1と同様)

 慣れてくれば、音色が外れてることも分かると思います。

 

2.2.2A線とD線、D線とG線、A線とE線を同時に鳴らす

 これはA線の音程を基準としてます。

 具体的な調弦方法としては、下記のようなイメージです。

 A線の音程が分かれば、D線の音程調弦できる

 D線の音程が分かれば、G線の音程調弦できる

 A線の音程が分かれば、E線の音程調弦できる 

 

 次に、どうやって音程を聞き分けてるのかを解説します。

 

 例としてA線とD線を同時に鳴らします。(D線はわざと音程を低くしてます)

 

youtu.be

 

 2本の弦とも音がバラバラに聞こえたと思います

 今度はD線のペグを回して、D線を調弦します。

 

www.youtube.com

 

 2本の音が重なって聞こえてきたと思います。ここがD線の正しい音です。

(上手な人がやると、A線とD線のどっちから音が出てるのか

 判別つかなくなります。)

 

 D線とG線、A線とE線も同様に鳴らして、

 音が重なるところを探していきます。

 

 実際に音感がなくても、どこで重複した音が出るかを見極めれば、

 調弦は誰でもできますよ!

 

3.まとめ

少し長くなってしまいましたが、自分の今までやってきた調弦を整理しました。

調弦はバイオリン初心者にとって、最初に躓くところだと思います。

 

 

ただ、調弦ボーイングや音を聞く基礎練習にもなると思います。

どんどん調弦してみて、演奏を楽しんでいきましょう!

 

 

他の弦の調弦動画が欲しい!

調弦の仕方間違ってるよ。   ......等ございましたら、コメントお願いします。

私もまだまだ初心者なので、色々直していきます(笑)

 

【レッスンの活用方法】自分の演奏に対する意見をもらったり、質問をたくさんしよう!

こんにちは!kazuです。

昨日の続きです。

 

 

バイオリンに限らず、楽器を趣味で始める社会人の中で

レッスンに入ったけど、なかなか上達しない

と伸び悩むことはありませんか。

 

私は現在、ヤマハ音楽教室の教本2巻を受けているのですが、

内容が難しくなると、上手くできないことが増えていくと思います。

その分、できた時の嬉しさは格別ですけどね(^^;

 

 

今回は少し短いですが、

レッスンの活用方法を考えていこうかなと思います。

 

 

結論

自分は下記のような感じで活用しています。

 

自宅   ⇒練習中にできる部分できない部分を整理

      なぜできるのか or できないのか仮説を考える。

 

レッスン ⇒講師に自分の演奏を見てもらい、意見をもらう。

      たくさん質問し、自分の考えと答え合わせをする

      (合っていればOK!間違っていれば直す感じです。)

      

独学だけでは、

自分の偏見になるので、間違った技法になる

可能性があります。

 

レッスンだけでは、

講師と体の柔軟性や骨格が違うので、講師と同じ動きができない

可能性があります。

(バイオリン自体が感覚的なので、個人差があります。)

 

なので、自分の動きを理論的に考えられるようにする癖をつけるのが

上達への近道だと思います。

(大人だからこそできる、やり方ですね !(^^)!)

 

まとめ

バイオリンに限らず、全ての楽器やスポーツは

シンキング(thinking)が上達への鍵だと思います。

どんどん自分で考えていきましょう!

 

記事を読んで下さり、ありがとうございました。

自分の体に合った技法で音楽を楽しんでいきましょう!

 

 

 

 

【独学とレッスンどちらを選ぶ?】最初は独学でお試し、本格的にやるならレッスンを選ぶべきです。

こんにちは!kazuです。

2つ目の記事です。

 

バイオリンに限らず、楽器を趣味で始める社会人の中で

独学でも上達できるのか、それともレッスンに通うべきか

という悩みがあるのかなと思います。

 

今回は独学でバイオリンをしていた経験を基に、

独学とレッスンのどちらを選ぶべきか

考えていこうかなと思います。

 

結論

まずは独学でバイオリンをやり、楽しさを体感することお勧めです。

本格的にやれそうだと判断できれば、レッスンを選ぶべきです。

 

完全に独学で始めるのであれば、下記のような人です。

・純粋にバイオリンを楽しみたい人

・音楽に関する教養を有している人 

 

私の独学時代(2022年10月~12月)

当時はお金をかけたくなかったので、完全に独学を想定してました。

(教本は鈴木メゾット1巻です。)

 

童謡のきらきら星からクラシックのメヌエットまで幅広くあるので

入門編としてはバイオリンを楽しめる教本だと思います。

 

 

ただ、楽譜の解読力、左手と右手の動かし方、調弦の知識

全くなかったので、リズムや音程はかなり不安定でした(笑)

 

 

最初は、バイオリンを弾けること自体に楽しさを感じていましたが、

ただ数か月経つと、もっと上達したい、バイオリンの世界を見てみたい

という気持ちが強くなりました。そこからは、レッスンに一直線です!

 

 

レッスンに通えば、

講師やバイオリン仲間と交流できたり、

自分が今まで知らなかった曲にも出会えます。

お金以上の価値があると思います! 

(1年目なのに発表会に出れるのは、貴重な経験だと思います。)

 

 

まとめ

今回は独学とレッスンの選び方について、自分の考えを述べました。

正直、どっちかいいかというよりも、両方とも上達に必要な選択肢だと思います。

 

独学とレッスンで迷っている方の参考になれば、幸いです。

また、レッスンの活用方法は後日に書かせて頂きます<(_ _)>

 

後悔のない音楽生活にしていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

【購入編】バイオリンを始める時に必要なものとは?

こんにちは!kazuです。

 

バイオリンを始めようとする方で

「道具は何を揃えたらよいか」

「なるべく費用を抑えて準備したい」

と悩んだことはありませんか? 私は結構、悩みました(^^;

 

今回は私の持ってるバイオリン道具を紹介します。

これさえ持っていれば、

独学でもレッスンでもバイオリンを始めることができます

 

 

 

結論

バイオリンに必要な道具と私が購入した時の費用です。

参考にして頂けたらと思います。

 

・バイオリンセット(弓とケース付き) 15,000円(中古品で購入)


・松脂                3,500円  


・消音器               0円   (中古品に付属)  


・肩当て               15,000円   


・布                 700円


・チューナー             4,000円


・譜面台               1,500円


                合計   39,700円

 

安く購入したい方や、継続できるか不安な方中古品がお勧めです。

ただし、道具が全てなかったり、メンテナンス費用も掛かったりする

可能性もあるので注意が必要です。

 

私が持ってるバイオリン道具

①バイオリンセット(弓とケース付き)

  バイオリン本体、弓、ケースが揃っているものがベストです。

  私は鈴木バイオリンNo.230の4/4を使用しています。

  音は少し硬いですが、入門編としては十分な性能です。

 

②松脂

 松脂は弓毛に塗ることで、音を出すことができます。

 私はGUILLAUMEギョーム松脂を使用しています。

 この松脂は弓毛に付着しやすいので、重量感のある音が出ます。

 


 

③消音器

 「楽器練習したいけど、騒音が気になる」という人に必要です。

 私はArtino  プラクティスミュート APM-01を使用してます。

 

 ゴム製より音量を抑えられます。

 ただ、完全には音を防ぐことはできないので

 カラオケやスタジオで練習することをお勧めします。

 

④肩当

 バイオリンを安定化させる為に必要です。

 私はKUN製のbravoを使用しています。

 木製の肩当はプラスチック製よりも音色がはっきりします。

 

⑤布

 弓や弦に付着した松脂を取る為に利用します。

 私は東レ製トレシーKを使用していますが、

 弦楽器用であれば問題ないです。

 

 松脂はそのまま放置すると、バイオリンの表面を傷つけたり、

 弦に付着して音色を悪くしたりするので注意が必要です。

⑥チューナー

 音程がある程度分かるようになるまでは必要です。

 私はYAMAHA製のTUNER-METRONOME TDM-700を使用してます。

 調弦に加え、メトロノーム機能もあるので、音階練習にも最適です。

 

 

⑦譜面台

 楽譜を見ながら演奏する為、必要になると思います。

 折り畳み式の譜面台の方が、外部へ持ち運ぶ時に便利です。

 (メーカーは忘れましたが、1,500円の譜面台を購入しました。)

 

実際に購入してやってみることが大事

 バイオリンは道具が一つでも違えば、音色が違う繊細な楽器です。

 その為、最初は深く考えずに購入するのもありだと思います。

 

 失敗は怖いですが、自分の好みの音色に出会える楽しさもあります。 

 バイオリンを購入して、新しい世界に飛び込んでみましょう!