バイオリン生活を楽しむブログ

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【弓毛を強く張りすぎていませんか?】弓毛は弱く張ることで、柔らかい音が出せます。

こんにちは、Kazuです!

久しぶりの投稿になります!

 

皆さん、バイオリンの弓毛をどのくらいの強さで張ってますでしょうか?

弓の湾曲がなくなるほど強く弓毛を張ってませんか?

 

実はこれ間違いなんです!

弦に弓毛を乗せた時、弓が弓毛にギリギリ接触しないところの張力がベストです!

 

 

 

弓を弦(=指)に載せた際、弓毛の張りのイメージ

弓毛を張りすぎると下記の3点が問題になります。

①弓が跳ねやすい

 →弓毛を張りすぎると、弓と弦が吸い付かないです。

  なので、余分な力が弓に直接伝わりやすいです。

  

  ビブラートをかけるとき、弓が結構跳ねるんじゃないかと

  個人的には思います。

  

②音色が硬くなりやすい

 →弓毛を張りすぎると、弓毛と弦の接触面積が小さくなります。

  なので、掠れた音になったり、"ガガガッ”みたいな硬い音が出やすいです。 

 

③弓の寿命が短くなる

 木質に負荷をかければ、疲労破壊まではいかないまでも、木質の繊維は破壊されます。そうすると、今までの音色が出ない場合があります。

 

弓は高価な物なので、なるべく長く使えるようにしたいですね😊

皆さんのボーイング技術が上がりますように応援しています👍